大人書道お手本「和」の書体/心龍@京都国際芸術院
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 以下は、非営利型一般社団法人京都国際芸術院(略称:KIAIGIA/キアイジャ/公式ページFacebookページ公式Twitter代表のTwitter)の書の指揮を執るわたくし吉祥院心龍北洞院流書法道正師範公式ブログ公式Blog2アメブロfacebookInstagramYouTube公式HP)の投稿です。

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 書道の書体には楷書体(かいしょたい)、行書体(ぎょうしょたい)、草書体(そうしょたい)、隷書体(れいしょたい)、篆書体(てんしょたい)があります。
 今回先ずは楷書体、行書体、草書体について、「和」の文字で見てみましょう。

 楷書体は、一般的にどなたにも読める書体で点画は止まりながら線を続けないで書きます。
 行書体は、少し点画を続け加えてリズム良く柔らかい線質で書きます。
 草書体は、一般的には元の文字が分からないものも多く実用性に欠けますが、書道においては表現方法が大きく広がる書体と言えます。

 各書体それぞれに違う味わい、魅力があります。

 尚、草書体になると元の書き順から変わる文字や書き方が何通りもある文字もあります。
 創作においては、そこが又奥深くて書道の面白味のあるところと言えます。

 どの書体も沢山書き込みますと自然に自分のリズムも生まれてきて非常に楽しさが増します。 
 隷書体、篆書体については、次の機会に致します。